一時休止について

こんにちは。けんこうランドです。

ツイッターでは夏前からお知らせしておりましたが、サークル活動の縮小、及び現在制作中の「世界滅亡共有幻想マミヤ」の制作を一時休止とさせて頂きます。

今まで理由をご説明することができず、ご心配をおかけしたことお詫び申し上げます。ようやく自分の中で休止したことを飲み込み始め、レムレスブルー5周年という節目を迎えたため、今なら書けるかもしれないと筆をとりました。まだ言葉が足りなかったり、適切ではない言葉を選んでいる箇所があるかもしれませんが、ご興味のある方はお目通し頂けますと幸いです。

 

まず、以前の記事でも触れましたとおり、2018年から生活環境が変化したことで、ゲーム制作時間の確保が難しくなりました。それでも工夫しながら隙間時間を作り、今年のGWでは5万字執筆等、マミヤのシナリオ作業に励んでおりました。しかし、書いたシナリオをただエンジンに組み込んだだけでは何かが違う。ビジュアル、音楽、タイミング…。とくに、組み込みで一番時間のかかる「立ち絵の細かな切り替わり」があるのとないのとでは、ゲーム画面への満足度が段違いでした。ゲームとして納得のいく形に持っていくにはあまりにも時間が足りなすぎる状態です。シナリオ作業に集中していた数ヶ月前までは、今年中は叶わなくとも来年には確実に完成すると考えていたのですが、ゲーム組み作業に費やす時間が想像以上に膨大だったため、非現実的なスケジュールだと判断しました。

 

二つ目の理由としましては、ゲームという長期制作により、当時のプロットの鮮度が落ち、時流にそぐわない内容になってしまったことです。

2019年現在、世の中はどんどん変化しています。

今から5年前に公開されたレムレスブルーの午前2時のキャプションにもある「この作品は同性愛描写を含みます。苦手な方はご注意下さい」も、現在ではそぐわない内容です。

当時、同性愛描写は隠れるもの…という風潮がありました。違和感を感じながらも、そういう文化なのだからと受け流し、何より「普通注意書きをするものではありませんか?」と指摘されるのを恐れて、でも違和感の正体を言語化することができないまま「BL」という分類で、上述の注意書きを添えこの作品を世に出しました。

レムレスブルーは一次創作であり、成人向け描写の含まれていない同性愛描写のため、拙作にあの注意書きは適切ではないと今なら断言することができます。

話は戻り、マミヤの原案は2012年に生まれ、2015年から本格的にプロットや設定を詰め始めました。

今年の5月に書いたシナリオも、2015、2016年に作成したプロットを基に執筆致しました。しかし何かがしっくり来ないまま。

違和感の原因は、2019年の私の思想と、2016年の私が作成したプロットに齟齬が生まれていたからでした。

まだ勉強中の未熟な身ではありますが、3年の間に知識が増え、世の常識が変化していきました。たとえマミヤの舞台設定が2019年以前だとしても、2019年以後の方々には「今にはそぐわない」作品と目に映ることでしょう。

何より、マミヤの登場人物たちが物語内で下す判断が彼らにとって正しいものか、2019年以降も彼らのためになるものなのか。私は答えがわからなくなり、それ以上シナリオを進めることができなくなりました。古い部分だけをアップデートすればいいのでは、とプロットをチェックしましたが、いち登場人物に根付く問題だったため修正をはかるとしても長い時間が必要でしょう。

「世界滅亡共有幻想マミヤ」という物語は、私が前作を経て、皆様にお伝えしたいと願った物語です。物語の真相やそのものの主張は2012年から今も変わらないものの、長い制作期間の間にキャラクターの物語にちゃんと向き合いたいという気持ちが強くなりました。客観的に見て、今の私では時間も力量も足りない状態です。私の力不足ゆえに、完成予定を大幅に遅らせてしまうことをお詫び申し上げます。

 

以上がゲーム制作一時休止の主な理由です。

問題がクリアした際にはすぐにでも制作を再開したいと考えていますが、それがいつになるのかは私自身も予測できない状況です。

今後は新作ゲーム制作は一時休止し、イラスト等いろんな媒体作品を作りながらヒントを探していこうと思います。始めた物語にたいしての決着は、私が生きてる限りはつけるつもりです。もしもいつかどこかで、マミヤの完成版をお見かけしましたら、そのときはどうぞよろしくお願いいたします。

けんこうランド ココロテン